人體セミナー (食)

さて、今回は食事についてです💁

現代人の食事はここ50年ほどで一変しました。

日本人だけを例にとると

主食の変化(米→パン)

肉の多食

魚や芋、穀物、野菜の摂取減少

が顕著です😞

いわゆる「食の欧米化」ですね。

日本人の祖先の縄文人は数万年前に誕生したと言われています。

そのころは稲作や畑などは無く、自然にあるものを食べていました。

その時代が数万年続き、数千年前に稲作が伝わったと言います。

その後は基本的には玄米食、味噌、醤油などの発酵食品、魚介類、野菜、芋類を中心としていた訳なんで、当然のことですが日本人の消化管はそれらを消化するのに適した機能をしています🧐

そして腸内細菌もそれらに合わせて進化してきました💁

つまり逆を言うと、それら以外の食物には適応していないと言うことです😅

さて、前にも書きましたが現代の日本人の食事はどうでしょうか?

毎日日本食のみを食べている、と言う方は珍しいですよね🤔

むしろ日本食の比率の方が低いんじゃないでしょうか?

そして、これに輪をかけて腸内細菌を悪くしている物質たちがあります😭

・精製糖質(白米、小麦(グルテン))

・化学調味料(○の素とかですね。グルタミン酸ナトリウムってやつとか)

・食品添加物

・人工甘味料(〜テームってやつです)

・農薬、遺伝子組み換え食品

・薬

挙げるとキリがありません😱😱

ここに挙げるのは基本的には人間に対するものですが、おそらく犬や猫にも共通していると思います。

まずは精製糖質。

玄米を白米にする過程でほとんどの栄養は無くなってしまっています😵

さらに白米(糖質)を取り入れるとビタミンB群を大量に消費してしまいます😵😵

ぬかにはびたみんB群が豊富に含まれているため問題ありませんが、精米してしまうとビタミンBを意識して取らなくてはいけなくなります。

でも米は日本人が取り続けてきたものなので、たとえ精米していたとしてもそこまで悪さはしないと思っていますが、問題なのが小麦☠️

小麦に含まれている「グルテン」☠️☠️

パンの「モチモチ感」、うどんの「コシ」を作り出しているあやつです☠️☠️☠️

これはアレルギー物質になります☠️☠️☠️☠️

グルテンというタンパク質は粘りがあり腸粘膜にへばりつくそうです☠️☠️☠️☠️☠️

その結果食物の消化吸収を阻害し、さらにアレルゲンとしてもその威力を発揮してしまいます☠️☠️☠️☠️☠️☠️

腸に炎症が起き続け、それを放置した結果「リーキーガット」と言われる腸に小さい傷、穴が開く病気になることもあります☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️

こうなると腸内細菌や食べ物のカスが直接血液に入り血液が汚染され、様々な不調の原因となります☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️

さらにアメリカ、カナダなどの輸入小麦のほとんどは遺伝子組み換え…

これらも腸内環境を破壊します🥺

犬猫のフードの原材料には小麦の他にとうもろこしも多く入っていますよね🥺🥺

このとうもろこしも遺伝子組み換えが多いんです🥺🥺🥺

つまりですね・・・

これらの穀物が入っているフードは腸内環境を乱し免疫を弱らせている、可能性があるってこと😢

日頃診察でそれらが入っているフードはあまり選ばない方がいいですよ、って言っているのはそういうことです。

そもそも大量に広告を打って、スタッフを抱えているメーカーのフードが1kg数百円、ってところに疑問がありますよね🤔

普通に小麦粉を買うよりも安かったりもしますww

一概に高いものがいいわけではないですが、安いものは・・・

次に食品添加物、人工甘味料ですね🤗

これらも腸内細菌を破壊します😱😱

というか天然のもの以外は基本的に腸内細菌にとってはあまり良くないと思ってもらった方がいいです😞

薬も含めてですが化学薬品がに良いわけがないですよね😣😣

コンビニ、スーパーの加工食品の裏を見てみてください🙋‍♂️

原材料の後に何種類も添加物表示があります🙋‍♂️🙋‍♂️

その中には「アミノ酸等」や「pH調整剤」などまとめて書いてあるものもあり、実際にどれだけ入っているか不明のものも多く存在しています👻

これらの添加物は個々で摂取した場合の安全性は認められていると言われていますが、それはあくまでも動物を用いたもの👻👻

人間での実験は当然できません👻👻👻

また複数の添加物を使用した際に起こる副作用などは確認されておりません・・・

これらの物質はアレルギーの原因になっている可能性も多く、また近年増加している「癌」の原因にもなっているとも言われています。

そして残念ながら犬猫のフード、おやつなんかにはこれらの物質が大量に使用されています😅

色の付いてあるフード、柔らかくても日持ちをするおやつ、そして何故か常温で数ヶ月もつペット用の牛乳やチーズ・・・

これらをみた際には裏を見てみてください💁

添加物が多く入っている場合はそれらが腸内環境を壊す可能性があることを考慮してくださいね😫😫

実際にこれらのおやつを多く食べている子は目周り、耳、口周りなどにアレルギーが出ています😞

免疫系等の病気になった子もフードやおやつを見直して治った子もいます👍

もちろんそれだけが原因ではないですが、害になりそうなものはなるべく外していった方がいいですよね🤗

これらはアレルギー検査では当然見つかりませんし、教科書にも載ってないので世の中の獣医は言わないかもしれません。

でもこれらの添加物は実際に病気を作っている可能性は大いにあります。

なぜそう言えるのか?

それは私が獣医になりたての10年前と比べて、明らかに変な病気が多くなったから。

そして実感することは10年前と比べペットフード関係の売り場が明らかに増大していること。

特にERで働いた3年間でそれが確信に変わりました。

病気になって運ばれる子達のいつも食べているご飯を聞くと、上記の添加物が多いフード、主原料が小麦やとうもろこしのフードが多いんですね。

野生の動物はそう言うものを食しませんので、病気になるのも当然ですよね・・・

ご飯に味噌汁、納豆、卵そして魚

日本の犬猫はこのような食べ物で育ってきたので、特に雑種の犬猫はこちらの食事の方が正解なんじゃないか?とも思い始めてきましたwww

さて、長くなってしまったので、生活環境の変化についてはまた後日🤗

コメント

  1. 本当に食って大切ですよね、良く体に悪く短命でもうまい物食べたいと言う方も多いですが私はいま倒れられないので気をつけたいと思います。よく市販の猫フードみると無添加と記載してありますが本当にそうなんですかね?値段が安いので?と思いますが?

  2. あと林先生のブログをみて下さる獣医師の先生方にお願いがあります。私達患者側はその時その時の動物の状態に合わせて先生方が処方して下さる薬やご飯を信じてあげています。でもそれが後々動物のからだを蝕んでいる事もあります。本当によく考えて処方、ご飯を進めてください、私達患者側も勉強しなくてはいけないなと思います。

    • キヨ より:

      周りの獣医はこんなブログ見てないと思いますww

      それぞれの先生方も考えて処方してますよ

  3. おすしと彩 ときどき恵美ちゃん より:

    ニックネーム変えました!
    そんなのどうでもいい?www

    おすしはほぼ15年間身体に悪い食生活をさせてきたな~としみじみ反省。過去は変えられないので、すでに老犬になった1年半くらい前から気をつけるようになって今は身体にいいフードをあげています。たまにケンタとマック食べるけど……内緒ね。本当に食生活は大切だと思いました。人間も昔の人達の食生活をすればこんな現代病にもならないのかな。
    先生のブログ読んで毎日の食生活、もう少し気にするようにしようと思いました!!
    ちなみに恵美ちゃんはもちもちパンが大好きで、私は○の素がだーい好きです。以上!!

    • キヨ より:

      ニックネーム…どうでもいいですねw

      おすしの生命力はどんな病にも勝ちます!
      おすし家はとにかく明るいので免疫力が多少の毒には負けないんだと思いますよ♫

  4. あはは(笑)おすしさんわらえますー
    あといろいろな獣医師の先生方ブログみてほしいですよね、

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