新しいフードのお知らせ〜

こんにちは😊

物価上昇が騒がれる昨今ですが、犬猫のフードも軒並み値上げをしております。

そんな中、今日は新しいフードのお知らせです。

おそらくこのパッケージを見たことのある方は少ないと思います。

このメーカーは「ファルミナ」と言って、イタリアのメーカーになります。

今回は動物病院向けに一般食、つまり誰でも食べられるドライフードが発売されました😁

このフードは鶏肉をメインの素材とし、血糖値をあげにくい古代穀物の「スペルト小麦、オーツ麦」を使用したり、抗酸化成分を多く含む「ザクロ」を使用したりと、今までのフードとは異なるコンセプトを持ったフードです。

近年、動物のフードは実に様々なものが販売されております。

しかしながらその中身を見ると、正直言って動物の体のことを考えていないフードも多く存在します。

・穀物メイン、特に小麦やパン粉などを使ったもの

・肉ではなくチキンミールや牛肉粉など、副産物も入っていそうなもの

・なぜか着色料で色付けしてあるもの

そのようなフードによってアレルギーや消化器疾患など様々な病気が起きている可能性があります。

実際そのような粗悪なフードを変更するだけで痒みが落ち着いたり、涙やけが少なくなる子も多く存在します。

このメーカーは合成の保存料などは一切使用しておりません。

そして何よりも素晴らしいのは「遺伝子組み換え食品」を使用していない事。

近年、小麦やとうもろこし、大豆、じゃがいも 、菜種など様々な農作物に遺伝子組み換え技術が使用されています。

遺伝子組み換えを行う事で収穫量が上がったり病気に強くなったりと、いい面があることは確かです。

しかしながら当然害もあります。

まず、遺伝子組み換え食品自体が近年作られた技術ですので、長期的に摂取した場合の発がん性やその他の疾患のなりやすさは詳しくわかっていません。

安全であるとは言われていますが、それはあくまでも短期間の動物実験での話です。

そしてもう一つ、重要になってくる問題として「除草剤」の問題があります。

実はこの遺伝子組み換え作物は除草剤に耐性を持つものが多く存在しています。

除草剤に耐性を持つ、ということはこのような作物に除草剤を吹きかけても枯れないということです。

ここが私としては恐ろしいところです。

周りの草が枯れているのに、その作物が枯れない、これは生物学的に少しおかしな話です。

それに加えてその作物に除草剤がかかっているということは、それが私たちや動物達の体の中に入るということです。

除草剤に関しては安全だと言われる事が多いですが、発がん性があったり腸内環境を乱すことによりアレルギーを発症したり、ホルモンバランスを崩す事が以前から示唆されています。

安全だと言われていますが、そのような懸念のあるものはなるべくなら口に入れない事が望ましいのではないのでしょうか?

実際動物にはどうなのか?と言った論文があるのかどうかはわかりませんが、私個人的には影響はあると思っております。

というのも、以前にあるメーカーの低アレルギー用のおやつでアレルギーを発症した犬が数頭いました。

そこに入っていた主な食材は「コーンスターチ」と「加水分解チキン」です。

試しにそのおやつをやめて別のおやつにしてもらったところ、アレルギー(皮膚の痒みや涙やけ)は治りました。

1頭はそれまでにささみをよく食べていたとのことですが、その時よりも目周りの痒みが酷かったとのことでしたので、アレルゲンとしてコーンスターチが疑われました。

とうもろこし自体がアレルゲンになる可能性もありますが、なりにくい食材と言われています。

残念ながら現在日本に入ってくる輸入物のとうもろこしはそのほとんどが遺伝子組み換えです。

遺伝子組み換えでなければその表記がされていますが、特に何も書かれていなければ間違い無く遺伝子組み換え食品だと思っていただいて間違えないと思います。

ということは除草剤やその他の農薬が撒かれている可能性があるということ。

疑わしい食品はなるべく用いない方が無難ですよね??

と、前置きが長くなりましたが、今回ご紹介したフードはそのような心配が無いフードです。

それだけでもアレルギーが起こりにくいと思っています。

7月に発売になったばかりで、犬の800gと猫の400gの1サイズずつしかありません。

小袋なので他のフードからすると少し割高ですが、特に猫達の食べはいいみたいで、買われていく患者さんも多くいます。

もしご興味があれば言ってください🤗

コメント

  1. このご飯食いつきよいです、このご飯で夏バテ少しでもよくなり体力ついてくれたらバンザイです

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