抗体検査をする意味

こんにちは😊

先日行かせていただいたお家でこんな話がありました。

「抗体検査ってほとんどの病院でやってないですよね。やっている病院も、もし陰性だったらワクチンを打たなければいけないからお金かかるしワクチンでいいんじゃないですか?、って感じのことを言われた」

とのことでした。

抗体検査ってなんなの?

これをもう一度考えていきたいと思います。

そもそも論になってしまいますが、混合ワクチン自体毎年打ったほうがいいんでしょうか?

・・・

まぁ打たなくていいですよね。

そもそも病気が流行っているのか?と言われれば流行っていませんし、それがワクチンの影響なのかはわかりません。

私はむしろインフラが整い下水処理がしっかりできて感染症のリスクがそもそも低下したこと、栄養面で昔よりも良くなったことなんかが感染症を減らす原因になっているんだと思います。

そもそもワクチンで感染症が減っているってデータがあるか不明です。

そしてワクチンでできた抗体に感染防御効果があるかどうかも良くわかっていないと思うんです。

だってあれだけ抗体抗体って騒いでいたコロナのワクチンだって打った人の方がなっていますよね。

ってことはその抗体に感染防御効果があるかどうかも疑わしくなってきます。

そんな中の抗体検査、実際なんの意味があるんでしょうか?

私は

「ワクチン証明書が必要なんであればお勧めします」

程度にしています。

ワクチン証明書。

世界小動物獣医師会のガイドラインではコアワクチンに関して「最低3年に1回」と言われています。

ノンコアワクチンは流行している地域で必要と書かれています。

実際に私が勤務していた近郊ではノンコアワクチンの感染症は流行っていません。

なのに、です。

日本だとホテル、トリミング、ドッグランなどを利用しようと思ったら何故だか毎年のワクチン接種証明書が必要と言われているんです。

これは明らかに異常。

何故そうなってしまっているのか??

「みんながやっているから」

「打っていれば安心」

この2つでしょう。

でもそうなる理由もわからなくはありません。

日本人、特に最近の日本を見ていてそう思いますが、みんな何かが起きるとすぐに責任を誰かに押し付けようとします。

犯人探しを行いますよね。

仕事でも何かミスが起きるとその犯人探しをします。

それはシステム全体のミスかもしれないのにそこを疑わず個人を責めて終わり。

ウイルス騒動の時もそう。

システム、社会全体の問題のことが多いのに何故か個人が責められて終わる。

だから動物病院やホテル、トリミングなどで念の為毎年の接種を勧める方の気持ちもわかります。

そのためにはですね、日本人がしっかり学びその上で現状をしっかり理解し、現実がどうなっているのかを見極める必要があります。

これはワクチンだけはありません。

おかしなシステム全体に対して言えることです。

さて、話題がそれましたが抗体検査はそれ自体にどこまで意味があるのか、まだ自分の中ではハッキリしていません。

抗体が実際になくて感染症にかかった子を見たことがないので、抗体がない=すぐに打たないとやばい、ってことではないと思っています。

そして免疫というものは抗体だけじゃないので、抗体がない=免疫がないということでもありません。

なので私が抗体検査をする理由は

「接種証明書の代わり」ぐらいなんです。

あとは「飼い主さんの安心のため」っていうのもあるかもしれません。

いずれにせよ抗体検査の副作用は採血だけなのでほとんどないと思います。

ワクチンの副作用に比べればそれは0に近いはず。

抗体検査っていう選択肢が今後増えればいいと思いますね🤗

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