こんにちは〜
周りが風邪気味でも全く移らずにいつも通りの生活をしている林です。
いつでもマイペースな人間は周りの影響も受けづらいのかもしれません。
#=空気が読めないってこと
#違った、空気を読まないってこと👍
さて、もうそろそろいい加減に工事が着工する予定の動物病院の話です。
あっ、ちなみにそろそろこのブログをやめようと思っています🙋♂️
#突然すぎるカミングアウト
っというのも動物病院を自分で始めるこのタイミングでホームページの作成をお願いしているのですが、そのデザインに合ったブログを新たに作ろうと思っています。
なので今後のブログはそちらにしようと思い、こちらのブログを書くのはそろそろ終了とします😊
んで、このブログをどうしようかな〜って思っているんですが・・・
ぶっちゃけあんまり未練がないので数ヶ月で削除しちゃおうかなって思っていますw
この前飼い主さんから「先生のブログもったいないから本にしてよ」って言われたんですが、正直何もまとまっていないブログですのでそこから選んで本にするのって結構めんどくさいんですよw
それにいつも何にもないところからなんとなく書いているだけなので、例えば先週何を書いたのか、なんて今思い出すことが不可能なんです。
そして、例えば今日書いている内容って数ヶ月前には考えてなかった内容だったり、また数ヶ月後にはもう興味のない内容だったりもするわけですよ。
だから今まで書いていたブログにあんまり興味がないんです😅
ってことで移行してしばらくしたら消そうと思っているので、読みたい方は今のうちに銅像。
いや、どうぞ〜
それとは別に、やっぱり本を書きたいので、ぜひブログのまとめなんかではなく、しっかりと書いた本をお求めになっていただいた方が私も嬉しいでございますよ。
#完全に酔った勢い
さて、今日は手術をしない選択肢を持ってもいいのではないのか、って話です。
と言っても治療の内容になるとケースバイケースのことが多いので、歯切れのものすご〜く悪い内容になってしまう可能性もあるので、ご了承ください。
静岡で約5年、昭島で2年やっていた時の自分は、まぁ手術は割と積極的にやった方がいいのではないか、って思ってました。
実際それで助かっている(ように見える)子を多く見ていましたので、一般的に教科書で外科が優先と言われている疾患については手術を勧めていましたね。
でもER時代にその考えが少し変わったんです。
私が働いていた救急は一般的な動物病院で手に負えなくなってしまった患者さんが来るような、いわゆる重症の患者さんが紹介されてくる病院でした。
当然ながら普通の病院では数ヶ月に1回ぐらいしか見ないような患者さんが毎日のように押しかけてきました。
そして手術になる症例も結構いたんですね。
少なくても1件、多い時だと5件ぐらい命がかかった手術が行われている施設でした。
いや〜当時から私は相当ひねくれていたんですよねw
ERに入った目的が
「本当にERみたいな二次診療施設は必要なのか?」
でしたから、そこで行われている治療って本当に必要なのか、ということを知りたくて入ったんです。
とは言ってもそれまで手術を行わないとダメだと思っていた症例は多くありましたし、実際に自分としても手術をしたから助かったと思っていた症例も多かった。
ERに入ってしばらくは「これだったら手術が当然」って思うことも多かったんです。
でも少しずつ自分の中で変化が出てきました。
手術をしても助からない動物が増えてきたんです。
そしてなぜか、手術には耐えられないから手術はやめておきましょう、って言った動物たちがその後元気になったりするんです。
「たまたま」
こう言ってしまったらそれまでですが、それでは単なる思考停止。
なんで手術をしたらダメだったのか?
なんで手術をしないのに助かったのか?
これを自分なりに見ていくようになったんですね。
そこはね、結論から言うと
「勘」です。
いや、本当に。
勘というか患者さんの顔色というか。
画像や血液検査の数値だけでない、いやむしろそこよりも大切なのが顔色だったり、それらを総合的に判断する「勘」だったりする。
絶対に数値化できないものですね。
でも動物が生きるかどうかってそれが大きな割合を占めていると思うんです。
人間だってそうです。
夢も希望も無くなった人間ってどんなに検査の数値が良くたって、あんまり長生きしないですよ。
逆に検査の数値が悪かったってまだまだやる気に満ちている人ってなかなか元気だったりします。
手術をするにしろしないにしろ、積極的な治療をするにしろしないにしろ、そういった雰囲気なんかも総合的に見ないと治療方針は決められないと思うんです。
それは決してAIには代替されない能力です。
今の医療ってなんか無機質なんですよね。
動物病院に行っても全然話を聞いてくれないし動物も触ってくれない、という声を聞くこともあります。
昔は違ったと思うんです。
今より検査機器がなかったですが、いや、なかったからこそ自分の「勘」が頼りだった。
もちろんそれで助からなかった命もあると思いますが、現代よりも確実に動物に触れていたと思うんです。
まずはそこからです。
本来の医療のあるべき姿は視診であり触診であり聴診、そしてその前に問診です。
ここをしっかりやることによって、ただの検査結果→教科書的な治療法、というやり方でなく、その子に合ったオーダーメイドの治療ができるのではないか、って思っています。
オーダーメイドって色々難しい部分があるんですよね。
でも今後私はおそらく獣医師1人でやっていくので、それも可能だと思うんです。
まぁ色々研究してやっていきますよ。
では🤗
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