薬は身体を冷やす

こんにちは〜

昨日干していた柿を何者かに3つ食べられてしまった林です。

つまみ食いした形跡があったんで近くの畑に「どうぞ🖐️」って感じで置いてあげたら、その後誰も食べに来ず、悔しい思いをしています。

#差し上げたのだからどうせなら食べにきて

さて、今回は冷えと副腎疲労、そして薬の使い過ぎのお話。

まず前回のブログで少し間違えてしまったかもしれませんが、冷えのストレスで副腎疲労が起きるみたいです。

副腎疲労っていうのは様々なストレスが原因で副腎から出る「コルチゾール」というホルモンが消費されて、だしず楽なる結果身体に様々な症状が現れるものです。

精神的なストレスもそうですが様々な炎症、怪我、病気、さらには化学物質や薬、そして天気なんかもストレス源になります。

その一つの原因として「冷え」っていうものがあるんですね。

副腎が疲労していくと様々な病気になりやすくなり、また血流も悪くなります。

そうするとまた冷えて副腎が・・・ってことにつながってしまいます。

さて、副腎疲労にも冷えにも、実は薬っていうのは影響を及ぼしているんですよね。

まずは副腎疲労。

先日読んんだ本には2種類書いてありました。

胃薬と痛み止めです。

おそらく日本人が気軽に買えてしまうのでこの2種類があげられたんだと思いますが、化学物質を身体に取り入れると、身体はそれを「自然界にないもの」と認識しますので、肝臓が頑張るんですね。

頑張るってことは「ストレス」に感じてしまうってこと。

ってことは・・・そう、おそらく副腎は疲れます。

だから全ての薬は副腎疲労につながる可能性があるってこと。

それを踏まえた上で薬は使ったほうがいいってことだと思うんです。

さて、胃薬から。

今薬局や我々が出している胃薬っていうのは基本的に「胃酸分泌抑制剤」ですよね。

胃酸が過剰に出ているからそれを止めましょう、っていう薬。

でも衝撃的な事実なんですが、日本人って胃酸が「少ない」人種として世界で有名みたいです😢

ん???

胃酸が少ないのにさらに胃酸の分泌を減らしたら、胃酸はもっと少なくなりません??

そうなんですよね。

胃酸が分泌できないのであれば消化がしにくいってこと。

未消化のものが十二指腸から小腸に流れたら、それは負担がかかりますよね。

さらに、ですよ。

胃酸っていうのは強力な酸性です。

pHは1~2です。

身体は基本的には中性で、pHは7.4前後。

胃の中は強力な酸性環境なんです。

では胃酸を抑えたらどうなるでしょうか?

酸を抑えるので、当然ですがアルカリになります。

胃酸があり、強力な酸性の元では細菌やカビなんかは繁殖できません。

そんな環境だから食中毒なんかの菌も殺すことができているんです。

でも酸性を弱めてしまったら、細菌などが繁殖しやすくなってしまいませんか??

実際に胃酸分泌抑制剤を飲んでいる人って免疫が下がることがわかっています。

以前に読んだ文献では、入院中に胃酸分泌抑制剤を使うと入院期間が伸びる、ってことも報告されていました。

これは動物にも当てはまると思います。

今の動物病院で出される胃薬ってほとんどが胃酸分泌抑制剤です。

胃が動いていない、未消化のものを吐いた、なんかの時もそういう薬が出ることが多いですが、そんなことをしたらもっと消化できなくなりますよね。

そうやって胃の環境を悪くするとその他の腸の環境も悪くなっていきます。

そうすると消化吸収できない、身体は疲れるので血流も悪くなり冷えていきます。

そして副腎も疲れていきます。

胃薬よりも食事内容を見直した方が絶対にいいと思っています。

そしてみんなが気軽に使う「痛み止め」

これがまた問題なんです。

痛み止めの類は多くのものが胃腸を荒らします。

しっかりと効くものはしっかりと副作用も出ます。

だから痛みが激しい時は飲んでいいのですが、少し痛いだけで飲むと胃腸が確実にダメージを受けます。

ってことは・・・

そう、副腎疲労にもなるし冷えにもなるってこと。

さらに痛み止めを含めて薬って肝臓にものすごく負担をかけています。

若い女性の肝炎が増えていると聞いた事がありますが、これって頭痛や生理痛に痛み止めを使っているかららしいですよ。

私は痛み止めも極力出しません。

痛い、ってことは身体が「休め!」って言っているってことなんで、少し休ませてあげた方がいいんです。

また人間だと腰痛や肩こりなんかは血流障害が元で、筋肉に栄養が入っていないとか、痛み物質が血流が悪いせいでそこに留まってしまうとか言われていますよね。

だからお風呂に入ったり温めたり、運動をしたりして血流を促しましょうって。

動物も一緒だと思うんです。

痛みが出るってことは休んでそこの組織を回復させろってこと。

それなのに痛み止めを使って動かしてしまったら、その後もっと大きな障害が出るかもしれませんよ。

そして痛み止めを使いたくない理由として、全く原因が解決できてない、ってこともあげられます。

痛み止めを使ってしまうと原因を解決しようとしなくても、動けてしまうんです。

筋肉が凝っている、骨が歪んでいる、運動が足りないorやりすぎ、ストレスで身体がこわばっている。

他にもあげればキリがない可能性を全部無視して「痛みが止まればいいでしょ」っていう考えが合わないんですよね。

食欲がない、震えが止まらない、見ていてかわいそう。

こんな感じの子には痛み止めを出しますが、痛みが少し消えてきた段階でやめてもらっています。

それよりは温めたりマッサージしたり触ってもらったり。

こっちの方がよっぽどいいですし、結局痛みが長く止まってくれます。

今の犬猫って運動のしすぎで痛みが出ていることってまずないです。

だってほとんど家で過ごしていて、少ししか歩いていない子がほとんどですから。

それでもこれだけ関節炎で悩んでいる子が多いってことは、しっかりと温めてマッサージをして、運動をさせてあげたほうがいいってことだと思うんです。

というか人間と全く一緒です。

そして関節炎や筋肉の凝りなんかはやっぱり「冷え」が影響していると思っています。

これも人間と一緒。

冷えは万病の元、ですが冷えにだけ注目するのではなく、やっぱり生活習慣を見直さなければ、って感じですよね。

手作りご飯を混ぜてみるとか土の上を少し歩いてみるとか、エアコンを使わずにしっかりと換気をして、自然の空気を感じてみるとか。

本当そんなもんでいいんだと思います。。

まずは少しずつでいいと思いますよ。

では🤗

コメント

  1. 斉藤淳子 より:

    薬のお話し、興味深く読ませていただきました。夏に胃腸の具合が悪くなって以来、元々、逆流性食道炎もいり、タケキャブを2か月以上毎日服用しています。
    10mgです。医師には問題ない、と言われて、安心していましたが、アルカリ性になったり、免疫力が低くなるのですね。
    漢方だけにした方がいいのか、気になりました。

    • キヨ より:

      結局何が原因で体調が悪くなっているのか分からないと、なかなか薬の調節って難しいんですよね。

      思い当たることをお医者さんにお話ししてみてください。

  2. 斉藤淳子 より:

    漢方は、薬と違って、長期も大丈夫、と勝手に思っていましたが、甘草の入ったものは、長期はおすすめしない、とか
    いろいろあるんですね…。ずっと飲んでいました。
    ありがとうございます。勉強になります。

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