こんにちは🤗
最近はワクチンが流行語になりそうですね💦
そんだけ自然治癒力、生命力ってもんがないがしろにされているってことなのかな〜って感じています・・・
今回は猫のワクチンについて、特に皆さん毎年打たれていると思われる3種混合ワクチンについてです💁♂️
さて、この3種混合ワクチンですが何のウイルスに対するワクチンかご存知でしょうか?
私が感じている一番の問題点は、この質問に対して答えられる飼い主さんがほとんどいないと言うこと。
これは完全に獣医師の啓蒙不足ですよね😣
ワクチンに入っているウイルスは
パルボウイルス
ヘルペスウイルス
カリシウイルス
の3種類です。
それぞれどのようなウイルスなのかを簡単に説明しますね💁♂️
・パルボウイルス
罹患すると汎白血球減少症と言う白血球が全体的に減っていってしまう病気になります。
主に子猫が罹患し激しい嘔吐や下痢を引き起こします。
成猫が感染すると不顕性感染と言って症状がないけどウイルスを持っている状態になると言われています。
今のコロナと同じですね。
この病気は子猫にかかると亡くなってしまうことも多い病気ですが、成猫では症状を示さないことも多いと言うくらい致死率は低いです。
ですので子猫、特にペットショップやブリーダーなど、複数飼育の糞便感染などに注意が必要です。
・ヘルペスウイルス
くしゃみ、鼻水、目脂などの症状が主で、重症化すると全身的な元気消失、肺炎にまで至ることがあります。
こちらも子猫がかかると重症化しやすいです。
人間の風邪と同様ですよね。
ヘルペスウイルスは一度感染すると三叉神経と言うところに居座ると言われており、ストレスがかかるとまた発症します。
人間の口唇ヘルペルや帯状疱疹などもこの類ですね
・カリスウイルス
ヘルペスウイルスと同様に風邪のような症状を示す。
さらに口内炎、歯肉炎を引き起こし重度になると痛みで食べられないこともあります。
カリシウイルスが重篤化すると抜歯処置が必要になることもあります。
基本的には上記のような症状を示します。
さて、ここで考えていただきたいのは実際に毎年ワクチンが必要なのか?ということです🤔
例えばヘルペスウイルス、人間の水疱瘡(水痘)や帯状疱疹です。
これらのワクチンは毎年受けているでしょうか??
答えは「NO!」ですよね🙋♂️
1年ではワクチンの効果は無くなりません👍
ここからは世界小動物獣医師会(WASAVA)のワクチンガイドラインを見てみましょう‼️
まずは犬猫共通の部分から。
「ワクチンは不必要に接種すべきではない。コアワクチンは、子犬および子猫の初年度接種が完了し、6ヵ月または12ヵ月齢で追加接種(ブースタ ー)を終えたら、3 年毎よりも短い間隔で接種すべきではない。なぜなら、免疫持続期間は何年にもわたり、最長では終生持続することもあるためである。」
ん??
おかしいですね??
毎年はもちろん3年ごとよりも短い間隔で接種すべきではないと書いてありますよね?
さらにこんなことも書いてあります。
「コアワクチンの不完全ではあるが臨床上有意な免疫の最短持続期間が7.5 年であると示されたことに基づき、3年に1回のワクチン再接種を推奨する」
と書いてあります。
免疫の最短持続期間が7.5年だけど3年に1回のワクチンっていうのも若干気になりますが、ここでも3年に1回でいいと🤔
つまり基本的には3年に1回でいいんですね。
じゃあ逆に毎年打った方がいい猫はどんな猫なんでしょうか?
ガイドラインでは感染リスクの高い猫は毎年接種した方がいいと書いてあり、リスクが高い猫は
「定期的にペットホテルを 利用する猫、または多頭飼育で室内と屋外を行き来する猫」
と定義しております。
つまりどこも行かない、ずっと室内の猫たちは毎年じゃなくていいということ😁
このガイドラインに則ればワクチンは最低3年に1回の接種でいいということになります💁♂️
毎年の摂取を勧められた際には是非ご相談してみてください🙏
さて、ここからは私の完全な主観です😎
私はワクチンに対してどのように思っているかというと・・・
「打たなくていい」と思っていますww
これはあくまでも自分の猫、特に室内猫だったら、の話なので全員に当てはまらないことはご承知して呼んでいただければと思います👍
なぜか?
1.ヘルペス、カリシウイルスはワクチンを打っていても完全に防げるものではないから
これはガイドラインにもきっちりと載っています。
実際にワクチンを打っていても風邪症状や口内炎症状になっている子はいます。
2.ガイドラインに免疫は終生継続する子もいると書いてあるから
3.外に出ないのであれば感染するリスクはほぼないから
4.外に出るとしてもワクチンで感染が防げない可能性があるから
またワクチンによる免疫は全体の免疫のほんの一部分で、本当に必要なことは腸内環境を整え自然免疫を発揮できる体にしておくことだから。
まぁ4が一番の打たない理由ですね👍👍
それ以外にも感染するリスクがほぼない猫に対して、強制的にウイルスを打ち込むこと。
猫はワクチンに限らず注射の部分に繊維肉腫という悪性腫瘍が発生することがあり、その腫瘍は摘出困難で安楽死の対象になる程悲惨になる可能性があること。
なんかもあげられますよね。
是非まずご自身でガイドラインを確認し、打つ打たないを獣医師と相談してみてください🤗
コメント
いつもお世話になっています。やらなければいけない風潮が昔からあり打たないと不安みたいなことが本やネットに載ってますよね。ワクチン打つとだるそうになっていた昔飼っていた猫の姿を思い出します、途中からやめました。その猫の生活によりよく考えていかないとですね