こんにちは〜
夢の中で間違えて隣の畑の人の生姜を引っこ抜いてしまった林です。
埋め直したので結果オーライでしたw
さて、昨日いよいよオゾン治療器が本格的に診療に加わりました!!
っというのも欲しかったオゾン発生器がモデルチェンジをするということだったので、今まではずっとメーカーさんから借りていたんですよね。
それを昨日お返しし、新たな機械が私のもとにやってきました!!!!
さて、オゾンをこの1ヶ月半往診で自分で使っていて感じたこと、効果が期待されるな〜と思った症例についてお伝えします。
まず初めに副作用に関して
今のところ大きな副作用はありません。
ちなみに以前の病院でもオゾンを使っていましたが1回だけ、これはオゾンの副作用かな?と思うようなものがありました。
オゾンを入れた後に少しぐったりしてしまったんです。
この子は相当弱っていてご飯も食べない状態でした。
そんな中でオゾンを少しの量から始めたんですが、普通の量を入れた時にそういう反応が起きてしまいました。
オゾンは体内の血流だったり免疫だったりを改善させます。
もちろん体にとっていい反応が起きることが多いですが、世の中いい反応だけ出るものなんてありません。
いい反応が出るということは悪い反応も出る可能性があります。
特に身体が弱っている時は尚更。
オゾンに関して言えば弱っている子は量を調整しないとしんどいのかもしれません。
でもぶっちゃけ副作用的なものはこれだけ。
次はやってよかったな〜って思ったこと。
・外耳炎
これは結構良さそうです。
まだそこまで多くありませんが耳にオゾンガスを注入した子で痒みや汚れが少なくなる子がいます。
またオゾンをオイルに溶かしたものを点耳した耳から膿が出ていた猫は、1週間で全くきれいになっていました。
オゾンは炎症を鎮める効果があるようなので、ステロイドを用いない新たな治療法になるかもしれませんね。
・リンパ節炎、発熱
これもオゾンをやって元気になった例です。
リンパ節炎や原因がはっきりしないけどCRP(炎症マーカー)が高くなる、いわゆる免疫が絡んでいそうな発熱に対して用いてみました。
2頭で処置しましたが、2頭ともその前にも同じような症状になった時はステロイドを用いて改善されたんですが、再発時に今度はオゾンにしてみよう、ってことでオゾンを使ってみたんです。
そしたらステロイド単独の時よりもなんとなく反応がいい!
しかも割と短期間で改善していったんですよね。
炎症系にはオゾンは強いのかもしれませんね。
今の所まだ症例数が少ないのでこの程度ですが、オゾンも用いて治療中の他の症例は
・肥満細胞腫
・腸炎
・発作、腰の痛み
この辺の子達はまだ初めたばかりです。
高齢の子、なんとなく元気のない子は元気になっている気がする、って言われることもあります。
もちろん全く反応のない子もいますよ😅
それはある意味当然ですよね。
万人に最良な結果をもたらす治療法などこの世に存在しませんので。
もし興味があれば診察時に声をかけてください👍
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