こんにちは
もうこのタイトルでお分かりの方いますかね??
そう、混合のワクチンです。
まぁ狂犬病もそうですが、それは法律なんで65年以上発生してなくても打たなければいけません。
混合ワクチンも世界では最低3年に1回、と言われていますが日本では相変わらず毎年の接種を、と言われている・・・
日本、どうなっているんでしょうか??
ここには正しい知識というか知見を持ち合わせていない人達が、何となく病気を怖がり、周りの眼を意識した結果そうなってしまった、と言わざるを得ません。
今のコロナや戦争などの話と一緒な気がします。
今日はもう一度私の11年の経験、そして教科書的な知識やWASAVA(世界小動物獣医師会)のガイドラインも含めてお話ししたいと思います。
まずWASAVAのガイドライにはこう書いてあります。
「ワクチンは不必要に接種すべきではない。コア ワクチンは、子犬および子猫の初年度接種が完了し、6ヵ月または12ヵ月齢で追加接種(ブースタ ー)を終えたら、3年毎よりも短い間隔で接種すべ きではない。なぜなら、免疫持続期間(duration of immunity, DOI)は何年にもわたり、最長では終生持続することもあるためである。
VGG は、ノンコアワクチンを、地理的要因、その地域の環境、またはライフスタイルによって、特定の感染症のリスクが生じる動物にのみ必要なものと定義している。」
つまりコアワクチンは最低3年に1回、ノンコアワクチンは感染症のリスクが生じるなら接種。
コアワクチンとは
パルボウイルス
ジステンパーウイルス
アデノウイルス
の3種類の感染症に対するワクチンのことです。
これらは最低3年に1度でいいと。
しかも持続する子は終生持続すると書いてある。
じゃあ3年に1回、コアワクチンだけ打てばいい、と思いますが残念ながらこの3種類の入ったワクチンは日本にはないんですよね。
じゃあどうしたらいいの〜
って感じですよね。
っとひとつ、1から考えてほしいことがあるのですが、なぜワクチンを打つのでしょうか?
「そりゃ恐ろしい感染症が流行っていて、ワクチンを打たなければ死んでしまうからでしょ!!」
って言われそうですが、本当にそうでしょうか?
まず本当に感染症が流行っていて、そしてそれがワクチンで抑えられているのか?
それを調べた方がいいと思います。
そして感染症が流行るにはほとんどの場合環境が関与しています。
糞尿まみれ、下水処理もままならない、といった環境下では感染症が流行るのがある意味当たり前ですが、散歩に行っても他の犬との接触もほとんどなく、お家の中は清潔、といった状況で感染症が流行っている環境がどこにあるのでしょうか??
普通に考えると今は流行っていないような気がしますよね。
そういうことを普通に考えて、毎年打つ意味、私はないと思っています。
もちろん打った方が安心、といった方は打てばいいと思いますが、打つことで動物に対する負担もある程度はありますので、そこは天秤にかければいいと思います。
しかし打たせる場合でも飼い主さんに一つお願いがあります。
打たせる理由が「みんなが打っているから」というものであればそれは違いますよね。
自分なりにちゃんと考え、調べ、答えを出した上で打つのであればそれでいいと思います。
マスクやワクチンもそうですが「みんながやっているから」という謎のパワーワードはぶっちゃけやる理由にはなりません。
みんながやっているから、という理由はただの思考停止です。
それが行き着いた先に戦争があるんだと思います。
みんながやっているのに何でお前はやらないんだ。
この考えがひどくなるといじめ、仲間はずれ、そしてひどくなると戦争。
そこには自分で考えて行動するというプロセスがありません。
是非人間にしか備わっていない「考える、塾考する」といった能力を最大限に活かして生活していきたいですよね。
はい、また脱線しましたw
私なりの結論は
「毎年打つ必要はないし、最低3年に1回ならそれでもいい。でも私は今の環境が続くのであれば感染症が流行っていないので打つ必要性を感じないし、そもそもワクチンが免疫の全てではないので腸内環境を整えストレスのない生活を心がければ感染症にも負けない」
と思っています。
これはあくまでも私の考えです。
獣医が100人いれば100通りの考え方があると思います。
皆さんの参考にしていただければと思っています。
にしてもコロナのマスクを外す日を決めた理由が、3月13日が月曜日だし大安だし何となく良さそう、みたいな理由だったなんて、どんだけ物分かりのいい、人間にとって都合のいいウイルスなんでしょうか??
人間が「大丈夫!!」っていったら大丈夫なウイルスなんだったら、みんなが大丈夫!!って思えば大丈夫ですw
気楽に行きましょうよ👍
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