生き物は必ず死ぬ。ならその命どう使うのか。

こんにちは😊

最近田坂広志さんの本やYoutubeにハマっていますw

田坂さんは科学者の目線から目に見えない力のことを分析した本を何冊も出されています。

ご興味のある方は是非読んでみて下さい👍

さてこの田坂さんですが若い頃に病気になったそうなんです。

医者にも見放されるような病気で痩せこけていってしまっていたそうです。

その時に思ったことがあったらしいです。

「あれをするんじゃなかった」

「あの時ああしたから」

「今後自分はどうなってしまうんだろうか??」

これ、ほとんど全員思ったことがあることじゃないでしょうか?

というか今も頭の中をこのようなことが巡ってはいませんか?

この想いはこう表現することもできます。

「過去の出来事を憂い、未来へは漠然とした不安を持つ」

現代人はまさにそうじゃないでしょうか?

日々何かに後悔し、何か漠然としたものに不安を覚えながら生きている。

って言っている私もそんな感じですw

基本的に過去起きたことは後悔しない方だと思いますが、やはり将来に対する漠然とした不安は持っています。

でもその不安も当然だな、って思いながら不安を機体に変えるようにしています。

さて、このような過去や未来を考えていることの何が問題なのでしょうか?

いや、問題じゃなくてそれが好きな人もいますのでそれはそれでいいですし、過去楽しかったことを思い出したり未来への希望をウキウキしながら考えている時、それはそれは楽しいですよね。

でもネガティブなことを考えることはやはり問題なのかなっと考えています。

それはなぜか?

「今、ここを生きられていないから」

これに尽きるのかなと思います。

人間をはじめ動物たち、更には植物や昆虫たちも生きているのは当たり前ですが「今」であり、存在しているのは常に「ここ」なんです。

これは疑いのない事実。

もちろん過去あったことは事実であり、今の連続が将来を作るので未来を考えることも必要です。

でもそればかり気にして「今」を生きている人が実に少ない気がしています。

田坂さんのお話に戻ります。

医者にも見放された田坂さんはあるお寺を訪れました。

そこで僧侶に言われた一言で人生が変わったと仰っています。

「そうか、もう命長くないか。でもこれだけは言っておく。

 死ぬまで命はあるんだよ。」

これで田坂さんは「はっ!!」と気がついたらしいです。

それを言われた瞬間に今あるこの命を一生懸命に使おうと思ったとのことです。

これは当たり前と言えば当たり前の話なんですが、実際このように思って生きている人は実はものすごく少ないんじゃないでしょうか?

日本人をはじめとして世界中の平均寿命は年々伸びています。

現在の日本人女性の平均寿命は87歳、男性は81歳です。

でもメディアなんかでは今後は100歳まで生きるのが当たり前、と言ったことがよく言われています。

確かに長寿になることはいいことかもしれませんが、それだけじゃないこともありますよね。

私が一番疑問に思っていることは「老後の不安問題」です。

100歳まで生きるってことは将来ずっと働かなければいけなく、働かなければお金が尽きてしまうかもしれない。

こう考えている人は多いのではないでしょうか?

では一つ質問。

「お金が尽きることの何が問題なんですか?」

って聞かれたら「食べられなくなる」「お金がなければ生きていけない」

って返ってきそうですね。

ではも一つ質問」

「100歳まで生きてやりたいことってなんですか??」

みなさんも考えてみて下さい。

100歳まで生きないとできないこと、これってほとんどなくないですか?

そして100歳でできることは50代や60代の方がやりやすいですし、50代でできることは30代の方がやりやすいです。

もちろんお金や時間に制限があることはわかっていますが、時間も体力も若い時の方が断然に多いんですよね。

私が考えることを最後に述べたいと思います。

「今を十分に生きていれば人生やり残したことが少なくなるんじゃないか?そうすれば『生』に対する執着も少なくなり、より生きている時間を思う存分楽しめるのではないだろうか?」

田坂さんをはじめ様々な人の本や動画を見ていくとこういう結論に至っています。

今の世の中は「今、ここ」を楽しく生きられないようにされてしまっているような気がします。

テレビを見れば過去あった事件、未来に起こるかもしれない不安、そして世界の決して交わることのない人々の苦悩が延々と流されています。

SNSを見ても様々な愚痴、確かか分からない情報が溢れていますし、時間構わず通知が来ますよね。

これでは今ここを生きられませんよね。

でも動物たちはどうでしょうか?

過去に憂い、未来への不安を持って生きている動物はいるでしょうか?

いませんよね。

例えば午前中に動物病院に行ったとします。

動物にとってはとてもストレスだったはず、ですがそれを午後まで引っ張り飼い主さんのいうことも聞かず引きこもっている動物なんていないはずですよね。

大体はその時が終わればそこへの執着はなくなり、今を生きているはずです。

つまりですね、動物をはじめ生き物には時間なんて概念はなく、今を生きることが当たり前なのにも関わらず、人間だけは時間の概念を持ってしまったせいで生きにくくなっている、って考えているんですよ。

だから様々な病気にもなるし、不安が襲ってくるし。

それを手放す方法は「今ある命を最大限どう使うか」ってことをポジティブに考えていく。

これが一番いいんじゃないでしょうか?

人も動物も必ず死ぬ時がきます。

だったら死ぬことへの不安で日々生きるよりは、より楽しく生きるためにどうしたらいいかを考え、行動し続けることが大切なのではないでしょうか?

っと考える日々この頃です🤗

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