これからの動物病院はどんな形??

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こんにちは〜

最近つくづく思うことがあるんですよね。

「そろそろ今の医療、限界じゃない??」

この3年間の感染症の流れを見ていて、本当の医療崩壊とは感染者が爆発することじゃなくて、本当にみなキャいけない患者さんをあれこれ理由をつけて診察しない今の医療システムなんじゃないかなと感じています。

そして今の西洋医学一辺倒、そのほかの医療は怪しい民間療法みたいな風潮にも将来性を感じられませんw

西洋医学は基本的に対症療法。

基本的には症状を封じ込めるもの。

でも身体は意味があってその症状を出しているので、止めちゃいけない症状も多くあります。

使い方次第だと思うのですが、なんでもかんでも西洋医学に持ち込んでしまうのはどうかなと・・・

これは動物病院も同じなんですよね。

薬、といえば対症療法メインの薬しかありませんし、それ以外の治療は怪しいと言われる。

もちろん怪しいものもありますが、そのフィルターで物事を見ている限り良くなっていくとは思えないんですよ。

ってことで今日は私が考える今後の理想的な動物病院について書いてみました。

まず動物医療にもつながる医療の基本的なお話から。

元々医療というのはどういう状況に対して行うものだったのでしょうか?

それは救急疾患です。

昔は全ての病気が救急疾患です。

下痢や嘔吐などから始まり感染症や怪我など全てが救急です。

縄文人や先住民には癌や高血圧などの慢性疾患はなかったと言われています。

それらの病気はまさに現代病。

便利になった世の中と引き換えに病気は増える一方なんです。

さて、それではそのような慢性疾患が病院に行って治っているんでしょうか?

答えは明らかに「NO」ですよね。

薬によって症状を抑えることはできているかもしれませんが、根本的に治す治療はほとんど行われていません。

さらにいうと症状がなくても検査で異常になれば病気にさせられて薬が始まってしまうのが、今日本で行われている治療です。

健康診断、人間ドッグという病気発見キャンペーンが大量に行われた結果、日本の医療費は膨れてしまっています。

にもかかわらず健康な人はどんどん減っていき病院や薬局の数だけ増えている。

これが日本の現状だと思っています。

そしてそれは動物業界も同様。

飼育動物の数は横ばいか年々減っているのに動物病院の数は増えており、治療費も年々増えています。

それで健康な動物が増えているのかといえば・・・

多くの動物達は定期的に病院へ行き、薬をもらっているのが現状なのではないでしょうか?

これは人間社会と全く一緒。

さらに食事や運動不足、自然から離れていく環境で育てられるにつれて病気は増えていっています。

現在主に行っている対症療法はこれらに対しては無力に近いんです。

対症療法は救急疾患に対応するものです。

突然の下痢や嘔吐、痒み、交通事故などの怪我、呼吸困難、痙攣発作・・・

このようなものに一時的に対応するためのあくまでも緊急的な処置なんです。

さて、では私が理想とする動物病院、動物医療像はどのようなものなのか?

それは

「救急治療」と「生活指導」

の両方を行うこと。

西洋医学は絶対に必要です。

西洋医学を嫌う人はいますが、要は使い所を間違えなければ西洋医学はとても便利なものです。

交通事故で苦しんでいる動物に対しては点滴、外科的な介入が絶対に必要になってきます。

心臓が悪くて肺水腫になっている子に漢方などを使ってもすぐに良くなることはありませんが、利尿剤を使えば数時間でその苦しみは解放されます。

得意分野をうまく使えば全く悪いものなんかではないんです。

しかしその西洋医学の不得意なところがあります。

それは先ほど書きましたが「慢性疾患」です。

慢性疾患は多くの場合それまでの生活の積み重ねで起きています。

食事、運動、ストレス、飼い主さんとの関係、薬や検査のやりすぎ。

このようなものに対して西洋医学でその症状を打ち消すことは根本的んはあまり意味がありません。

ではどうするか??

なぜそのような病気になってしまったのかを一つ一つ原因を見極めていく。

すごく面倒な作業になりますし、現実を見つめ直す必要も出てくるので大変な作業になりますが、これをしないと根本から身体と心を整えるのは難しいと思っています。

とは言っても実際に行なっているとそんなに飼い主さんは辛そうにはしていません。

私が言っていることは「楽しく飼えるならそれでいい」っていうのがほとんどです。

もちろん食事に関してはある程度はこだわってほしいですが、あまり禁止事項を設けても楽しくないですし続きません。

良い加減でいいんです。

病院との付き合い方もそうです。

病院に行って不安になってしまうのであれば行かない方がいいと思いますし、行って安心するのであれば行ってください。

要は「こうじゃなきゃいけない」という思いをあまり持たないことが大切なんです。

このように動物達だけではなく人間に対してもどう生活していったら楽になれるか?

そこまでを含めた診察というかカウンセリングを行う。

それが慢性疾患の改善のキーポイントになってくるんだと思っています。

「救急疾患」と「生活指導」

この両輪をうまく回せる病院が理想だと思います。

私は救急病院で約3年間、昼夜診察を行なってきました。

そこで対症療法の大切さも学ぶと同時にその限界も感じてきました。

いかに病気にならないように楽しく豊かに暮らすか?

これを追求する病院があってもいいと思いますし、そのような時代になっていくと楽しいな〜と思っています。

では🤗

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