こんにちは〜
「なかねかな」にハマってしまいました。
あのくだらない歌詞に完全にハメられてしまいました。
しかも子供も共に。
#久々に大敗北感
さて、ちょっと真面目な回が続いていますがもうちょっと続きます。
ただただ書きたいだけなんで、めんどくさかったらそのうち書きます「芸能人と会ってきます!!」を楽しみにしてください🤗
そして今回のお話、めっちゃ長いです🙏
さて、持続不能になるポイント2つ
まず一つ目
「薬を飲んでいる動物が多い」
この点からです。
これの何が持続不能かわかります??
って言っても個人的に感じたことなんで、そう思わない人も多いと思いますが。
少し前、南海トラフとか首都直下地震とか富士山噴火とか色々騒がれていましたよね。
コロナなんかもそう。
結局あれは大したことありませんでしたが、外に出られない期間が設けられてしまったのは事実。
本当にやばい感染症が来るかもしれないし、それ以外にも何が起こるかわかりません。
そんな時に薬を飲んでいる動物が実に多いことに私としては危機感を感じました。
なぜか?
災害などが起こった時、薬の予備があればいいですがみんながみんなあるわけではないですよね。
そんな子が薬がなくなってしまったら体調を崩す可能性が出てきます。
「それは今に始まったことじゃないでしょ?」
って言われるかもしれませんが、薬を飲んでいる動物の数は圧倒的に多くなってきています。
その中には「これ飲む必要あるのかな?」って子も結構います。
じゃあそんな「飲まなくても大丈夫な子」が何かがあって薬が飲めなくなった場合、問題ないじゃんって感じですが実はそうとも限らないんです。
薬を使う、ってことは身体がそれに順応するようにしてしまうってこと。
例えば血圧を下げる薬を飲むと身体はそれありきで考えてしまうため、急に薬をやめてしまうと予期せぬ反応が起きて体調を崩す可能性があります。
実際私も薬を減らすのが早すぎた時に体調が悪くなり薬を戻したことがあります。
その後ゆっくりと半年ぐらいかけて薬を減らしたら大丈夫でした。
ここでの問題が「薬を飲まなくてもいいのに飲んでいる子が多い」ってこと。
これは以前勤務していた病院で嫌と言うほど感じました。
だってやめていってまた体調が悪くなる子ってほとんどいなかったから。
つまり最初からちゃんとした診断ができて食事や生活面などの改善ができればそもそも飲む必要がなく、身体に負担をかける必要もなかった薬が多いってこと。
そもそも西洋医学っていうのは病気を治すものではなく、症状を抑えるもの。
救急時などはとても便利ですが慢性疾患を治すことなんてできません。
ずっと薬を飲まなければいけない、薬を飲んでいるっていうことは言い換えると「薬なしでは生きていけない身体」になっているってこと。
それは生き物として結構危うい状態だと思うんです・・・
が・・・
昨今は元気で何にも症状のない動物までそうなっている気がします。
でもね・・・
そうなってしまっている原因が持続不能ポイントの2つ目
「飼い主さんが動物病院を頼りすぎ」
ってところなんだと思います。
そして今後の動物医療、というか動物と共に暮らす事を考えると、ここがいちばんの大きなポイントになってくると思っています。
まず最初に、一人の人間として思っていることがあります。
これは他の人が言っていた(誰だか忘れました)言葉ですけど、まさにそうだと思ったのでお伝えしますね。
「日本人は自分の命を他人に任せすぎ」
まさにこの通りだと思います。
日本には病院がとても多くあります。
保険も全員が安く入ることができ医療は手厚いです。
一方欧米は病院の数はめちゃくちゃ少ないみたいで、こんなに街中にクリニックはないとのこと。
アメリカなんかは国民皆保険ではなく民間の保険料がめっちゃ高いから、一部の人しか医療機関を受診できないみたいです。
また以前スウェーデンだったと思いますが話を聞いたのは、風邪を引いて予約を取ろうと思ったけど医療機関が少なすぎるので予約が半年後になったとのことw
ってことはですよ、多少のことで病院に行くことはないし自分の命は自分で守らなければいけないって自然に思って行動するようになるんです。
そうなるとどうなるか。
何か体調が悪くなったら調べますよね。
病院の予約が取れないのであればネットで調べて(ネットがいいのかはわかりませんが)本で調べて(いろんな角度からの本を読まなければいけませんが)自分で身体に良さそうな食事を試したりサプリメントを試したり、あとはゆっくり休んだりして自分で治そうと思うはずです。
こういう行為、ある意味生き物として自然だと思います。
自分の体調は自分で管理する。
でも交通事故とか痙攣発作とか、吐きまくっていて大変っていうような、いわゆる「救急」に関しては病院を使ったほうがいいと思いますし、逆にそういう医療を手厚くするために風邪のような患者は病院は診ないんだと思います。
さて、一方日本はどうですか?
街中にクリニックがありふれています。
そしてそのどこも結構満員で待ち時間が多いですよね。
でもその中で「今日どうしてもそこに行かなければいけなかった人」ってどれぐらいいるでしょうか?
例えば整形外科。
待合室を見るとほとんどが元気な老人。
足を引きずっていたり包帯をしていたりするのはほとんどが学生。
しかもそんな重症に見える人って1割もいないと思います。
内科もそう。
よく「熱っぽいから病院に行ってきた」って聞きます。
そして薬を何種類も処方されたって。
ちなみにその熱がいわゆる「風邪」であればそれに効く薬なんてありません。
家で寝ていたら治るものです。
もちろん病院が必要な例もあると思いますが、そうじゃない人たちが多いことも事実だと思うんですよね。
そして動物病院もその典型だと思っています。
正直言うと今の動物病院に来ている動物の中で本当に来なければいけなかった子って、2割ぐらいなのかな、って思っています。
それは救急から一般の病院に移った時に感じました。
救急病院は当然ながら救急疾患しか来ません。
予防や慢性疾患は来ません。
でもある意味それが病院としての役割なんだと思っています。
そう言う子達は本当に病院が必要なんです。
一般病院に移ってまず感じたことがあります。
「本当に必要な子に医療を届けるためには、こんなに元気な子に時間を割いていてはダメだな」
動物病院の特徴として「待ち時間が長い」って言うのがありますよね。
待つところだと3時間とか待つって。
これ、元気な子だったら別にいいんですよ。
予約もそうですが、元気な子だったら別に待ってもいいしなんな別の日にしてもらってもいい。
でも危ない子、重症な子は今診ないといけないんです。
それなのに、他の子達を診ているとどうしてもそう言う子達が遅れてしまう。
これは大問題でしょ??
だからぶっちゃけちゃうと「元気な子はなるべく病院にこなくていい」んです。
これには「ワクチン」や「健康診断」なんかも含まれます。
特にワクチンに関しては毎年打つ必要なんかないし、そもそも混合のワクチンに入っている病気は日本では流行ってないので必要ないのでは?って感じています。
そして健康診断も自分としては病気の早期発見はできないと思っていますし、もし何か数値がおかしいところがあったって大体は食事や生活環境の指導で改善されるので、やるとしても年に1回。
それ以上に普段の生活環境の改善に意識を持っていけばいいと思います。
そしてここからが飼い主さんにお願いしたいことであり今回の本題ですが・・・
少し吐いたり下痢をした、皮膚が痒いぐらいで病院なんて来なくていいんですよ。
それも元気や食欲があれば家で様子を見て大丈夫だと思っています。
こう言うと乱暴かもしれませんが、人間で考えてみて欲しいんですよね。
例えば下痢をしたら
「エアコンかけすぎたかな」とか
「昨日ラーメン食べたから」とか
「疲れているのかな」とか色々考えるじゃないですか?
皮膚が痒かったりもそう。
何か合わなかったのかいつもと違うものを食べたのか?
ちょっとやそっとじゃ病院なんて行きませんよね?
(いや、行く人も多いのかな?ただただ自分の周りが病院嫌いが多いだけかも)
でも動物のことになると急に「わからないから」って言って病院に行くパターン多くないですか?
身体が出す症状には全て原因があります。
それはこのブログでも散々書いてきたことです。
下痢や吐き気のときは食べ物が合わなかった、ってこともありますが低気圧などの気候、そして飼い主さんの機嫌が悪かったりすると動物たちはそれを受けます。
ストレスで消化器に来る子は案外多いと思っています。
皮膚に関してもそう。
変わったものを食べたとかシャンプーをしたとか。
咳やくしゃみなんかは人間のシャンプーや柔軟剤を変えたとかも可能性として考えられます。
一つお伝えしたいのがそう言う原因をまず考えて欲しいんです。
その原因が思いつき、本人が元気があればその原因を取り去って少し待ってみてもいいでしょう。
原因がわからなくても本人が元気であれば少し様子をみても大丈夫だと思います。
症状は身体を治すために出ています。
例えばO-157で下痢が激しい人に下痢止めを出したらその方達は亡くなったって報告もあります。
無理に止めてはいけないものも多いんですy。
元気や食欲がないのなら病院に行けばいいと思っています。
でも元気も食欲もあってちょっとした症状が出ているだけなら病院に行くストレス、薬でその症状を止めてしまう弊害を考えると、家で食事を1回抜いてゆっくり休んでいるほうがよっぽど効果的な治療になると思うんですよね。
飼い主さんに必要なのは「自分で考えること」
最初に書いたことと似てきますが自分の犬猫のことは獣医師任せにせずまず自分で考えてください。
そしてこれも伝えときます。
「我々動物医療関係者ができることは動物が治るお手伝いで、決して我々が病気を治しているわけではないです」
「本当に病気を治しているのはその動物と周りの家族の方々なんです」って
動物には自然治癒力ってもんがあります。
勝手に治ろうとする力です。
これは動物だけでなく地球、もっと言うと宇宙全体に繋がる話かもしれません。
全ての生物は自分で病気を治そうとするんです。
お家で飼われている動物にとってその1番の助けになるのは、一番信頼を置かれており一番一緒にいる時間が長い「家族」なんです。
異変に気がつくのも家族であれば、動物の治癒力を一番引き出すのも家族です。
ちょっと長くなってますがもう一つ言わせてください。
「病いは氣から」
氣が病むと「病氣」になります。
動物にとっても同じ。
氣持ちが一番大切なんです。
動物病院に来ることってほとんどの動物にとってはストレスになります。
病院だけではなく環境が変わること自体がストレスです。
ストレスって病氣の大敵ですよね。
だからなるべく家で、安心できる環境にいることが大切なんです。
そしてもう一つ飼い主さんにやって欲しいことがあります
「手当」
文字通り手を当てるだけです。
これ、実際に体験されたことあると思いますが子供なんかにはよく効くんですよね。
お腹が痛いって言ってしばらく手を当ててるとそのうち走り回っている、なんてこと経験したことあると思います。
科学的には「オキシトシン」と言う愛情ホルモンが出て傷の治りを早くする、みたいなことは聞いたことがあります。
でもそれ以上に、目に見えない何か繋がっている力があるんだと思います。
これは今の世の中の常識では説明できないことですが、昔からそう言う言葉があり実際に痛みもなくなったって言う経験をしている人がいるんであれば、動物にもやる価値があるんじゃないでしょうか?
しかもこれ、お金かかりません。
そしてすぐできます。
あくまでもここで言っていたのは元気も食欲もある場合。
ぐったりしているときは病院に行ってくださいね。
でもそうじゃない時は飼い主さんができることって結構あるような氣がするんです。
そしてこれが動物を飼う上で必要になってくることだと思うんですよね。
そこに固執することはありませんが自分でできることって結構多い、って氣がついてください。
今後何が起こるか正直わかりません。
その時に自分でも動物たちの体調を整えられるかも!!って思っていると多少のことがあっても動じなくなります。
もちろん何も起きないに越したことはないです。
でもこの考えを持っているといつの時代でも生きていける氣がするんですよね。
※最後に忠告です。
決して病院に行く必要がないと言っているわけではなく、元気食欲がなくしんどそうならいってくださいね。
今言っていたことは元気や食欲があって様子を見れそうな場合の時ですので🙏
さて、次が最後になると思います。
次回の話題は「今後の動物業界について」今自分が考えていることを書きたいと思っています。
それを読むとなぜ「手当」が大切なのか、なぜ「飼い主が動物を整えること」が大切なのかがわかってもらえると思います🤗
コメント
連日のブログ更新ありがとうございます♫
楽しく拝見しております^ – ^
飼育されているわんちゃんねこちゃんもそうですが、人間も保険加入しているから元気なのに病院に行くんでしょうね。
自己負担額が少ないから、人間自身も薬や不要な医療で負担を増やしているように感じます。
極端な話ですが、そうなると日本の健康保険システムってなんなんだろうって思ってします…
この不安定な社会のなか、おばあちゃんおじいちゃんになった時ちゃんと年金受給されるのかなとか…
いまを楽しむのかいちばんですね!
結局どうするかを決めるのは自分なんですよね。
社会の制度は言いたいことがいっぱいありますが、それを結果的に快く受け入れている人たちが多いので、このような仕組みになっているんです。
我慢せずやりたいことをやる。
もうこれに尽きると思っています♪