減薬外来について

こんにちは😊

昨年より減薬外来というものを始めました💁‍♂️

と言っても何も新しいことはありません。

ただただ本当に必要な薬のみを動物に処方しましょう、ということです。

皆様方の飼われているワンちゃんや猫ちゃんも様々な薬を飲んでいる子も多いと思います。

何種類も飲んでいる子に関しては、どれがなんの薬でどのくらい効いているか?がわからないまま薬が増えていくという子も多いのではないでしょうか?

これは人間でも同じですよね😅

薬の副作用を打ち消すために薬をまた飲む☠️

人間は自分の選択で行っているので飲むかどうかは好きにすればいいところはありますが、動物は自分で意思表示はできません。

ですので人間の匙加減ひとつなんです。

ちなみにほとんどの薬は「石油」からできています。

身体に良いとは思えません。

「薬のリスク」なんて言葉がありましたが、今は薬信仰が以前にも増して激しくなっている気がします。

救急で働いているとき、紹介病院だったため街の病院さんから多くの動物がやってきました。

そこで感じていたことは、薬漬けの動物が実に多いこと☠️☠️

しかもその中には明らかに不要な薬を飲んでいる動物が多く存在していました😱

現在勤務している病院でも以前から何種類も薬を飲んでいる動物達がたくさんいます。

しかしながらそれらの薬を徐々に減らしていっても症状が悪化する子達はほぼいません。

どちらかといえば薬が減ることで動物の負担は減り、飼い主さんの気持的および経済的な負担も減ることで元気になる子も多くいます。

もちろん全ての薬が不要と言っているのではありません。

救急医療ではとりあえず薬を突っ込んで、亡くならないようにすることはとても大切です。

それは1秒を争うため何が効いているかを確かめる、なんて余裕のあることは言ってられないですから。

しかし継続して飲む薬はその薬が本当に効いているのかを判断することはとても重要になってきます。

もし効いているのかわからない薬を飲んでいるんだとしたら、その薬は本当に必要なのか?という疑問を持つことは大切なことかなと思います。

ちなみに西洋の薬は全て対症療法💁‍♂️

本来ならば緊急時以外の使用は限定的にするべきなんですよね。

ちなみに私が必要だなと感じている慢性疾患に対する薬は

心臓

痙攣発作

ホルモン剤

ぐらいでしょうか🤔

最も心臓と痙攣発作に関してはコントロールがうまくいかないと救急対応が必要になってきしまうので、救急疾患の類かもしれません・・・

それ以外の病気と言われている症状は、基本的には食事や生活環境の改善で治していくもの。

まずはこの意識を持っていくことが大切ですね😊

何かありましたらお気軽にご相談ください🤗

コメント

  1. いつも有難うございます、本当先生‍のおっしゃるとうりご飯をすこしづつあげるようになったら今週嘔吐していません、体重はどうか分かりませんが、薬半分でも変わりませんし、動物の身体って不思議です。人間は考えるから減らしたりすると悪くなったような気がするんでしょうか?

    • キヨ より:

      頭で考え過ぎないことが大切なんですよね。
      本能のに任せてあげることも時には必要です。

タイトルとURLをコピーしました