日本人だけ癌が増えている? そんなことないでしょーー!!

こんにちは。

動物も人も高齢化する近年、腫瘍になる割合が増えてきています。

日本人の話ですが、3人に1人は癌になり、2人に1人は癌で亡くなると言われています。

動物達も同様で、私が働き始めた10年前よりも腫瘍になる子が多い気がしますし、以前の教科書にも載っていないような腫瘍になる子も多くなっている気がします。

今日は腫瘍が多くなっている原因について、またよく耳にする「抗癌剤」についての私なりの考えを書きたいと思います。

先進国であり食べ物に溢れ、とても便利になっている現在の日本。

その医療技術は世界一と言われ、平均寿命も毎年世界トップクラスにランキングしています。

そんなに恵まれているこの日本ですが、なぜか病気だけは減らず、むしろ増え続けているのが現状です。

今回のテーマは癌ですが、糖尿病や心疾患などの病気は年々増え続け、今年は心筋炎が飛び抜けて増えています。

その他体調不良を訴える人も多く、ある調査では日本人の7割が日々体調に不具合を感じながら生活しているというデータもあります。

一つの理由としてよく挙げられているのが「高齢化」です。

人も動物も当然ですが高齢になればなるほど病気にかかりやすくなります。

日本では癌は高齢者の病気としては実に当たり前になっていますが、本当に原因は高齢化なのでしょうか?

世界を見回すと原因に高齢化を持ってくるのは少しおかしい気もしてきます。

アメリカやヨーロッパなどの先進国も日本と同様に高齢化社会が進んでいます。

しかしながらそれらの国々はこの50年ぐらいを見ると年々癌で亡くなる人数は少なくなっているんです。

というか、癌になり亡くなる人が増え続けている国は日本以外はほとんどありません。

この結果に対して癌の原因は高齢化、と決め付けるのはあまりに乱暴だと思います。

では何が原因として考えられるのか??

やはりそこには「食事」と「生活習慣」が挙げられると思います。

日本に暮らしているとわからないことも多いと思いますし、実際に自分も気がつきませんでしたが、日本の食は実に乱れています。

まず日本で認可されている食品添加物について。

「日本は安心安全の国」

こう思っていませんか??

これ、昭和の幻想ですww

日本で使用されている添加物は実に多いんです。

なんと、世界一!!

アメリカ:133種類

ドイツ :64種類

フランス:32種類

イギリス:21種類

これは先進国で認可されている食品添加物の種類です。

アメリカはさすがジャンクフードの国、ヨーロッパと比べると結構多いですよね。

でも、日本はそのアメリカよりも多いんです。

その数なんと・・・

1500種類以上!!!

おーーい!!

乱れすぎやないかい!!

でも、日本が認可するなんて、その食品添加物は安全なんでしょ??

という声が聞こえてきそうですねw

実際に食品添加物は動物実験の結果安全だと言われています。

しかし、それはあくまでも単品で短期的なもの。

複数の添加物を長期間毎日採り続けた結果なんてわかりません。

わからないってことは安全?それともとらない方がいい?

この判断は皆様にお任せしますが、一つ参考までにお伝えしますと、日本人が平均的に摂取している食品添加物は1日11g、年間4kgと言われています。

しかしながら2010年の食品添加物の国内生産量を日本国民で割ると、なんと1日あたり73gも摂取していることになるんです。

仮に半分ぐらいが廃棄、もしくは輸出などで実際に国民の手に渡らなかったとしても、その量は1日36g、年間13kgにも上ります。

もしそれを80年間続けた場合、その量は1080kg、なんと1トン以上にもなるらしいです・・・

食品添加物何g、と言われてもピンとこないかもしれませんが、食品添加物は薬物ですので、1日に数十gの薬物を摂取している、と言われるとゾッとしますよね。

そりゃ様々な病気にもなる可能性もあるし、体調も優れなくなるでしょう。

我々人間も含めて動物は自然の仲間です。

自然に近いものを食べ、自然に近い環境に身を置くと勝手に元気になるようにできているんです。

しかし現状はどうでしょうか??

現在我々の周りの自然はなくなりつつあり、見渡せば人工物に囲まれています。

そこには公害、電磁波、様々な化学物質、そしてストレスが存在し人間や動物の健康を脅かしています。

特に都内はほぼ自然がありません。

そこに加えてこれだけ人工物である薬物を摂取していたら・・・

癌の原因は高齢化であり仕方がない、検診を怠ったから手遅れになる。

このような言葉を聞いたことがありますが、本当にそうなのでしょうか??

もちろん原因の一因になっている可能性はありますが、それ以上に考えなければいけないことがあるんじゃないでしょうか??

そしてそこを考えることは動物医療にもつながってきます。

これはとあるスープの原材料表示です。

スープひとつとっても様々な添加物が使用されています。

もちろんこのような添加物のおかげで保存性が増し、安く提供できることは事実ですが、このようなものを毎日のように取ることはやはり避けた方がいいと思われます。

動物達の食事を選ぶ時、そのような添加物のなるべく入っていないものを選ぶことはとても重要だと考えています。

動物達は基本的にフードをメインで食べます。

その中に添加物が大量に入っているようであればそれが毎日のように体に入ってしまうということ。

当然ですがアレルギーや胃腸障害、肝臓や腎障害、腫瘍になる可能性も出てきます。

まずは原材料表示をしっかり確認し、聞いたことのない添加物が含まれていた場合は避けるようにするだけで病気にならない体を作れるんじゃないでしょうか??

コメント

  1. 怖いですねー知らず知らず口にする前によくみなくては。

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