このブログの今後の使い方

こんにちは〜

往診先でいろいろ話をしていたら、気づくと2時間半経ってしまっていた林です。

それで診察料と交通費、って言ったら「先生大丈夫??」って心配されましたw


一応今のところは大丈夫です😅

さて、このブログは今後あんまり更新しないと思うわけですが、でもちょっとは更新しようかな〜って今思ったんです。

この前載せました新しい動物病院のブログを今後はメインで書いていきますが、初めの方の投稿って

・どんな動物医療を目指しているか
・どういう動物との暮らし方が理想か
・「死」を意識するってどういうことなのか
・食事や生活面で、実は病気になっている可能性がある
・私の生い立ち(知りたくないって言っても勝手に書きますw)

とかを書いていこうと思うんですよね。

最初から畑の写真なんかは載せられないわけですよw

そして初めからこう言ったふざけた、誰が見るのかもわからないブログは控えたいわけですよねww


ってことなんで向こうは真面目に、こっちはふざけて書きたいと思います。

でも多分すぐに向こうもふざけ出すと思うんで、そうなったらこっちは書かなくなると思います。

そして病院の進捗状況なんかも向こうのほうに載せていきたいと思いますので、こっちは俺の落書き帳、ぐらいに思ってみていてください

#今までもそうだった、なんてツッコミは要らんのです


さて、昨日整体師さんの本を読んでいて書いてあった事を今日は書きたいと思います。

人間の話でしたが、ガンの告知って必要なのかな?って書いてありました。


少し前まではガンって家族には告知をすることはあっても、本人には告知はしなかったみたいですよね。

それがいつしかガンの告知義務が始まった。

まぁ自分の身体のことを知っといた方がいいですし、特にガンなんて病気は死ぬかもしれない病気、というか日本人の1/3は死んでいると言われている病気ですので、今後の身の振り方を考える意味では逆に知らないと、っていう考えなんでしょう。


ところで、話は脱線しますが、今日本人の1/2はガンになり、1/3はガンで死ぬ、ってどんだけ治ってないんだよ、って話ですよね??

ちなみにガンで死ななくっても手術や放射線、そして抗がん剤の影響で亡くなっている人、もしくは弱っている人も多いと思います。

私は抗がん剤をほとんど使いませんが、使った子はやっぱり副作用が出ていました。

そして身の回りにも抗がん剤で食べられなくなっている人が多くいます。


昨日までガンがあったにも関わらず食べられていたのに、ガンを叩くための薬で食べられなくなる。

そして痩せていくんですよね。


ガンって治療しても弱っていくし、しなくても弱っていく。

そしてその治療の弱り方は結構見ていてしんどくなります。


結局日本人の1/3がガンで死ぬし治療をしても苦しいって、治療法が間違っているんじゃないの??

って普通に考えてしまうんですよね。

ガンなんてものは毎日できては消え、できては消えていきます。

そして目に見える大きさになるまでは何年、もっというと10年とか20年とか経っていることもあります。

それを「早く見つけて良かったですね!」って感じでいかにも一刻を争う感じで身体に負担のかかる治療に持っていくっていうのが、なんかね〜って感じなんですよ。

しかも治らない・・・

それはもうガンという病気自体を見つめ直さなければいけないんだと思うんですよ。


ってことで本題。

ガン告知についてなんて書かれてあったか??


ガンの告知をされると、昨日まで元気だった人が急に元気がなくなって、余命3ヶ月と言われるとその通りに死んでいく人がいる。
昨日までゴルフをしていた人が健診でガンが見つかると、急に老け込んでしまって寝込んでしまう。
「ガンです」って言われて前向きになれる人ってほとんどいないんじゃないのかな?

どうですか?

ガンってどういうイメージがありますか??

私の中の今の世の中のガンに対するイメージは・・・

・いずれガンが身体中に転移して死ぬ。
・ガンを治すには闘病というぐらいだから、とても過酷な治療が必要。
・でも結局はガンで死ぬ

どうですか?

みなさんの中にもこう言ったイメージがありますか?

「やったー!だってがんって身体の老廃物を出しているってことだから、今まで溜めてきてしまったゴミがここに出てるってことでしょ?めっちゃラッキーやん。だってそのゴミが身体に溜まっていたら、いろんな病気になって、それこそ死んじゃうかもしれない。いや〜身体に感謝感謝!!!」

なんて超前向き人間はほとんどいないでしょうw


ガンのイメージってめっちゃ悪いですよね。

テレビでは「〜がガンで死にました。」とか「ガンにならないように」とか。

抗がん剤の副作用についても最近は言われ始め、副作用の少ないガンの薬、なんて言われているものも出ていますが、ガンのイメージって本当によくない。

それを「あなたはガンです」って言われただけでなく「余命3ヶ月です」なんて言われてみてください。

もう死んだ気になってしまいませんか??


てかいつも思うんですが、余命宣告をするって、医療関係者は神様で未来予知ができるんですかね?

できないんならそんな人の希望を奪うようなことは決してしてはいけないと思うんです。


それ、人生っていう大切なものを盗んでます。

言っちゃったらお金を盗むよりもエグいです。


ガン宣告って「死刑宣告」に近いんだと思うんです。


だからこそ、ガンになって時のイメージってとても大切だと思うんですよね。

病気も元気も「気」の持ちよう。

いや「氣」の方ですね。


ガンになったらなぜ生きたいのか、ガンが治ったら何をしたいのか。

もし余命が3ヶ月ならどうやって生きたいのか?


それを見つめ直すいい機会、って捉え直すとまた見えてくる世界が変わるんだと思います。


犬猫もそう。

ガンになって病院に検査をしにいき手術をし、抗がん剤をし、薬を飲むのも悪いとは言いませんよ。

でもそれで生き延びたら、何をしてあげたいんですか?


もしそれで生き延びたら旅行に行きたい、っていうんだったら、今でもその旅行行けるんじゃないですか?

生き延びたら美味しいものを食べさせてあげたい、っていうんだったら今日それを買ってきてあげればいいんじゃないですか?

生き延びたら家で動物とゆっくり暮らす時間を作りたい、っていうんだったら会社なんてしばらく休んで、今作ってあげたらいいんじゃないですか??


結局感じたのは、ガンになろうがならなかろうが、やりたいことをやるのって「今」なんだと思うんですよね。

そのうち・・・とか思っているから身体の方もイライラして「早くやらんかい!!」ってことでやらざるを得ない、命があとわずかかもしれないからやりたいことはやらないと、っていう状況を作るんだと思います。


つまりガンもその他の病気も「今までの生き方はもしかしたら合ってないかもよ〜」って教えてくれているんでしょうね👍


以上!

新しいブログのリンク貼っておきますね〜

ブログ|ときわのもり動物病院 静岡県静岡市葵区
ときわのもり動物病院の獣医師、林 潔高が綴るブログ。


では🤗

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