骨折の手術

こんにちは。

先日小型犬の骨折が来ました。

体重2キロの小型犬です。

どこを骨折したかといえば、前足の先の「中手骨」という骨です。

ここはとても骨折しやすい骨なんですが、誤って踏んでしまったり物が落ちてきたりすると折れることがあります。

中手骨は4本ありますが骨折が1本だったり、真ん中2本が無事であれば手術の必要がないこともあります。

しかし今回は真ん中2本を含む3本が折れていたので手術になってしまいました。

はい、私は例によって骨折の手術はできませんので今回も助っ人をお呼びし手術を行なっていただきました。

骨の太さは2mm!!

よくこんな細い骨にプレートが当たるものです・・・

助手に入りながら感心しまくりです。

この子の場合はおそらく術後3ヶ月ぐらいで骨折部位はしっかりとくっつくと思います。

しかしそれまでは絶対安静!

入院は2週間行いました。

退院後も基本的にはケージレスト、外に出さないように指示しています。

さて、面白いことが一つ。

この子は入院前、家でご飯を食べるときはドライフードをあまり食べず、飼い主さんも何をあげていいのか迷っていました。

でもおやつはよく食べるとのこと。

小型犬あるあるですね。

そんな状態での入院だったため飼い主さんはとても心配していました。

最初の数日は手術や環境の変化もあり食欲はイマイチ。

が・・・

入院も1週間を超えたあたりからドライを完食するように。

さらに数日後には自らドライを要求するようになってきましたww

飼い主さん曰く

「退院後は自分からドライを欲しがる。こんなにガッツく子じゃなかったのに」

いや、それが犬本来の姿なんですよ👍

ってことでまだまだ包帯、ケージレスト生活は続きますが元気で何よりです。

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